浄水ケ−キのリサイクルを目的として開発された工法です。

 浄水ケ−キを焼成した粘性土を主とする吹付材をスラリーとしてポンプ圧送し、ノズル近くで保水団粒形成剤を添加・混合し、余剰水と固形分(土壌)を分離し生育基盤とするものです。

 山岳部より流れてきた良質粘土である浄水ケ−キが植物生育基盤の主材料であるため、自然土壌を法面に復元できる点で優れている。このために、在来草本類・木本類の導入に適しています。

  また、 速効性肥効と超緩効性の地力増強剤ミクレアを加え、長期間の肥効分を確保し、追肥の必要がありません。

長繊維混入により、従来では一度に3cm程度の吹付厚さまでしか造成できなかったが、約5cmの厚さまで生育基盤の造成を行うことが可能となり、従来の客土吹付工に比較し、急勾配法面に対しても適用可能となりました。

長繊維混入により、草本類や木本類の根張りと同様な効果が吹付け直後から得られ、吹付けされた客土材を補強し、耐侵食性をより一層向上させます。

長繊維混入により、施工対象法面の土質・地質や勾配などの立地条件および気象状況などを勘案して、長繊維が絡むアンカ−ピンを打設することにより、植生ネットや菱形金網張り作業を省略することができます。

長繊維は160m以上搬送可能であり、長大法面にも十分対応できます。